2010年07月26日

練習曲op8-12「悲愴」

 今月末に人前で弾くのが、「練習曲 OP8−12 嬰ニ短調」別名<悲愴>と呼ばれている曲。

 右手はオクターブの連続で、ショパンの「革命のエチュード」を意識していたとか、なんとか。(OP8が、12曲なのもショパンのエチュードを意識してだったらしい)

 モスクワ音楽院卒業後の22歳から23歳にかけて書かれた作品。
 1等をラフマニノフにとられ、次席で卒業したとはいえ、演奏家として順風満帆であったはずなのに、この陰鬱さは何なのだろう。
 
 OP9は、「左手のための前奏曲と夜想曲」になる。

 OP9は、練習のしすぎて右手が動かなくなった彼が、自身のために書いたといわれている。
 OP8を書いてる時、指に違和感がなかったとは考えられない。
 彼は、その不安を振り切りたかったのだろうか。
 まとわりつく不安を、走り抜けることで払拭できるのじゃないかと思っていたのだろうか。

 弾いていると、そんな風に感じる。

 にしても、曲には速度表示があるんですけど、スクリャービン自身も(自演の録音が残ってます)それよりずっと遅く弾いてます。ホロビッツさまでも、表示よりはかなり遅い。
 …一体何を思って、そんな速度表示を書いたんだ?ww





 
ラベル:練習曲
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posted by xmayumix at 22:49| Comment(2) | etude | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スクリャービンのエチュードはどれも難しいですよね…。特に8-12は、憧れです。
弾かれることに尊敬します。
左手見たら譜読みが遠のいちゃいました笑
また立ち寄らせてくださいね(*´ω`*)
ブログコメントありがとうございました。
Posted by eri at 2014年04月18日 23:36
eriさん
こんばんは。

難しいですよね、スクリャビンのエチュード。
なのに、出版社の難易度レベルはどれも低いのって、なぜ??
って毎度思います。

私は、初めのスクリャービンが8-12だったので、
最後まで音を見るだけでものすごーーーく時間がかかるっていうのがずっと続いて死にそうでした。
スクリャービンを弾き続けていくうちに、ちょっと譜読みが早くなってきたけど、反対に
久々にベートーヴェン弾いたら全く音が取れなくて絶望しましたよww
まぁ、それだけスクリャービンの響きが個性的ってことなんでしょうね。

譜読み、がんばってくださいm(__)m
Posted by 檀 at 2014年04月20日 20:39
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