2010年10月11日

バッハの思い出

 たまには、スクリャービン以外を…。

 前も書いたが、師匠から「バロックをやんなきゃ」って言われて、とりあえずな感じでスカルラッティを弾いていた。一応、バッハよりは簡単って言われてるんでねぇ。多分、フーガな展開がほとんどないし、基本同じことのくりかえしだから、そういう風に言われてるんだろう。
 が、これが、なんか苦手なのだ。
 弾いていれば、それなりに素敵な部分も見つかって、慣れてきたら弾くのも楽しくなるだろうと、期待していたんだが、全くそういう日がこない。

 ともあれ、そんなこんなでバッハにもどってきたのである。

 初バッハは、多分小学6年ぐらいで「インベンション」の1番だった。
 バイエルやって、チェルニーやって、ソナチネとかソナタとかやって、いきなり「インベンション」
 間に何ひとつバロックの曲をやってなくて、いきなり「インベンション」

 地獄のようだった…。

 二声で動いているのは理解できる。が、そのつもりで弾いても、先生には全くそういう風に聞こえないらしくて、延々とダメだしされる。で、最後は「まぁ、これぐらいで」みたいな言葉で合格した。
 それから、インベンションの他の曲して、シンフォニアして、平均律して、と大変なバッハが続くのであった。
 まぁ、音大受験っていうのがまずありき、だったので、先生的には小品やフランス組曲をやる時間はないと思っていたんだろう。(私がドンクサイので)
 
 しかも、先生はウィーン原典版を指定だった。
 
 色々弾いて、それから原典版ならいいけど、何もやってない状態でのアレは、相当キツイよ。
 大学で、先生から「この曲は春秋社の方がわかりやすいから」って勧められた曲があって、春秋社の楽譜みた時はその差にガクゼンとした。

 ともあれ、大学は定期的にバッハの試験があったので、何かを常に弾いていた。
 ま、このあたりになると先生も「これをしなさい」って感じじゃないので、自分で適当にみつくろってぬるくやっていたわけだ。

 卒業後は逃げてたんだが、師事した先生におそるおそる「バッハやんなきゃいけないですかねぇ」と問うと、即答で「やるべし」といわれる。その中でバッハがしんどいなら、スカルラッティ、みたいに言われてスカルラッティをやってたりしたわけだ。
 そのスカルラッティがしんどいだから、やっぱりバッハやんなきゃね、って…。

 ってことで、ふりだしに戻ったって感じ。

 相変わらず、バロックってわかんない、て思いながら練習してます。

 きっと古文や漢文を読んで、意味はなんとなくわかるけど、きっちりちゃんとわかった気がしない、っていうのと同じなんだろうなと思います。うん。



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タグ:バッハ
posted by xmayumix at 10:27| Comment(2) | TrackBack(0) | bach | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バッハ、ちゃんと分かるようになりたいですねえ。
私も子供の頃いきなりインベンションだったんですが
春秋社の楽譜だったので、それほど苦労はしなかったです。
インベンションでバッハ好きになったわけですしね。
まあ、その時は今以上にわけも分からず弾いてたわけですが〜。

舞曲は、実際に踊りを見てみたいですよね。
その踊りを見たことも聴いたこともないんだもの…
やっぱり自分で踊ってみるのが一番なんでしょう。
本の知識だけじゃあ、決定的に足りないものが〜〜。

最後になりましたが、お誕生日おめでとうございます。
今年1年が実り多い素敵な年になりますように♪
Posted by 四季 at 2010年10月12日 08:16
>四季さん
ありがとうございます。
も、お誕生日がこっぱずかしい年なんですけどねww

舞曲、「王は踊る」って映画があるんだけど、
ルイ14世と作曲家リュリの話で、
バッハより前時代ではあるけど、
「踊る」ってあるだけに、古典舞曲テンコ盛りで面白かったですよ。
ま、内容はかなり退廃的で生徒には絶対見せられない類なんですけど。
大人は見て大丈夫ww

四季さんもいきなりインヴェンションだったんですか。
御苦労、お察しいたしますww
私も曲は好きなんですけどね。3・13・15とか。
(ん、今気づいた。
試験で弾いたバッハって皆短調だった…。
先生方、わかってらっしゃるww)
ともあれ、ノンレガートだけ、とか、対位法的だけ、とか、そういう曲をやってから、インヴェンションならもうちょっと理解しやすかったかなと、思います。
クンツのカノンって、いい教材があるのにね。
Posted by 檀 at 2010年10月12日 21:41
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