2011年01月19日

左手のための2つの小品 前奏曲と夜想曲 OP9

 舘野泉氏の演奏でやたら有名になった「左手のための2つの小品 前奏曲と夜想曲 OP9」

 私は、世界で一番綺麗なメロディーってラフマニノフの「ヴォーカリーズ」だと思ってるんだけど、これはその次、かな。
 音楽院を卒業前で、練習のし過ぎで右手を痛めてその間に書いたといわれてます。

 ちなみに、スクリャービンの右手の故障は、指の故障ではなく、むしろ脳の問題だったそうで。
 脳の運動野に指の一本一本を認識する部位があるのだけど、過度に訓練しすぎるとその一本一本の認識の境界があいまいになってしまうそうだ。ゆえに、5を動かそうと思うのに4も一緒に動く、そういう感じらしい。
 で、治すのは、一本一本をじっくり認識させていくしかないとかなんとか。

 最終的に治ってるんだから、原因と対策ってわかってたのかな。
 でも、焦りとか怒りとか色々あったんだろう。

 ってことで、すべてを昇華したような美しさです。
 舘野氏は、病気に倒れたさい色々な人に「左手の曲だってあるじゃないか」と言われたけど、「絶対そんなの弾かない」って思ったそうな。が、この曲を知って、素直にこれを弾きたい、またピアノに向かいあいたいと思ったとかなんとか。

 なんとなくわかる気がする。
 ラヴェルとか、サン=サーンスとか、左手のための曲ってちょこちょこあるけど、それは右手を失ったピアニストのためにかいたもので、自身のためでは決してない。
 …切実さのレベルが違うってことなのかもしれない。

 で、練習始めましたww
 いやあ、同じ作曲家を弾き続けると、多少譜読みが早くなるもんですなぁ。
 エチュードの時の苦労がうそのようだww
 が、指のバランスが…。
 やっぱり、右手は普段から、この音だして、この音ひっこめて、ってやってるから多少あれだが、左手は右手ほど器用にはできない。つか、すごい棒なんですけど。

 って、まだ前奏曲しか見てなくて、ノクターンはいったいいつ始められるんでしょうねぇ。
 
 今年MAXで3回、弾かせてもらえる機会があるんじゃないかと思うんだが、「ポロネーズ」は長いので、長いのはNGって場合のための用意と考えてはいるんだけど、だからって「左手のための」っていうのはマニアックすぎるかww

 ともあれ、美しいメロディを弾くのは精神衛生上とってもいいと思うのですよ。
 はい。







posted by xmayumix at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | scriabin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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