今年一番の冷え込みで、師匠がこられるまで弾いてたけど、弾けば弾くほど指が冷たくなる。
も、やだ。
鍵盤って冷え切ってると、こっちの熱を吸収しちゃうから困るよね。
見ていただいたのは、
*モシュコフスキー 「16の技術練習曲OP97」6番
*バッハ 「平均律第1巻 第3番」プレリュード、フーガ
*スクリャービン「ソナタファンタジア」
*ベートーヴェン 「ソナタ14番 第一楽章」
*スクリャービン「即興曲 Op14-2」
まずは、先日のコンクールのお話を。
例年になくハイレベルな戦いでした。で、私の生徒は一人銅賞にはいった。ベートーヴェン弾いた子だったんだけど、やっぱり小学4年生でベートーヴェンは体力的に難しかったかな。あと、審査の先生の好みがよくわからんので…。師匠の弟子(いわゆる兄弟弟子ですな)がベートーヴェンちゃんの後でモーツァルト弾いたんだけど、派手派手なドビュッシーやらロマン派の中で、この二人だけが妙にシブイ感じになってたよ。
つーのを御報告。(師匠は聞きにこられてなかったので)
審査の先生は、すごく若い先生がはいってて、師匠いわく「育っていく中で聞いてる曲が全く違うから、私たちとは感覚が違う」そうな。
確かに。
ともあれ、去年ぐらいからその審査員の先生とは好きのベクトルが違うなって思ってたけど、今年ので確信に変わったよ。うーん。来年からまた大変になるなぁ。
と、師匠と二人で、鬼が笑う状態になってしまったのである。
モシュコフスキー。
やーーーーーっと合格したよぉ。
でも、指を先に用意して「穴に通すように」きっちり弾くっていうのは、なかなかできない。ゆっくりだと一応できてるっぽいんだけど、早くなるとだめなんだよね。
全てを同じに弾くってところが、甘いからミスタッチが多いんだよね。
っつーことで、この日はずっと同じことを注意される。
バッハ。
プレリュードは「すごくいい」と言って下さって合格。 いえい。
とはいえ、最初に「もっと四分音符を響かせて」と言われた。師匠いわく、常に響きを考えないといけない、だそうで。つか、よーするにそこができてないんだよね、私。
フーガ。
8分音符を切るか切らないかで。
急に言われてもできませんww まだまだですわ。つか、やっぱり嬰ハ長調きらいww
月光。
2楽章も見ていただいたんだけど…。
2楽章難しいよ。スラーとスタッカートの弾き分けとか、ペダルとか、ついていけません。師匠が「一番苦手なタイプだね」って笑ってたよ。
1楽章は、バランスがまだまだなのと、オクターブになった時の右の5の出し方。どーしても音が細くなってしまうんだよね。でも師匠いわく「音量ではなく、響き」なんですと。
うむ。
スクリャービン。
師匠宅でのホームコンサートが4月にありそうなので、そろそろ暗譜をということで、即興曲から。
覚えられません。
うーん。
昔どうやって覚えていたんだろう? 昔はそんなに苦労した記憶がないんだが。
ともあれ、もっと全体的な構造を作りあげて、といわれる。
同じことを、ソナタファンタジアでも指摘される。
前半はよくなったってほめていただいたけどね。が、拍をとってと言われ、取り過ぎるなと言われ、頭の中ぐるんぐるんしてます。わかるんだけどね。よーするにバランスだからな。まぁ。何事もバランスって一番大事で一番難しいものね。
コンクールに右の1の指の深爪で、あんまり練習できてなくて心が痛かったんだが、師匠は「音が綺麗になってきた」と…慰めてくれたよぉ。
ま、問題はそれが自分でよくわからんってところなんだろうけどね。うん、無自覚にやってることは、きちっとできたとは言い難い。
さ、来月もがんばりましょうww
ラベル:レッスン
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