まずは、発表会の感想とか反省とか…。
師匠いわく、今回はピアノにだいぶ助けられていたそうな。
毎度ながら皆上手いよね、って思ってたけど、それだけじゃなかったみたい。
ま、弾きやすいピアノだったり、音がきれいだったりすると、弾いてるうちにテンションあがるからな。
私は「やっとスランプから抜けた気がしました」っていうと、苦笑いされてた。
で、来年なに弾くって話になるのだが…。
見ていただいたのは、
*バッハ「インヴェンション」14番
*バッハ「平均律第1巻」8番フーガ
*モシュコフスキー「16の技術練習曲OP97」15番
*ショパン「ワルツ イ短調」
*スクリャービン「マズルカ OP3-1」
発表会終わったあと、さすがに魂抜けた状態になっててまるっと一週間全然弾いてなかっただよね。
だもんで、どれもこれも練習不足。
師匠も「たまにはね」って苦笑い。
ショパンは、生徒のコンクール用。
ま、私はそれなりに弾けるんだよ(一応) ただ、それを人に伝えるとなると難しい。と、どれぐらい揺らすかっていう塩梅がわからない。
つか、やっぱりショパン難しいわ。
単純であるだけに、難しさがひしひしとやってきてツライ…。
インベンション。
フレーズの取り方が甘くて…。
こういう曲のとき、ウィーン原典版は使いにくいのよ。
ま、これは普通に練習不足。
ついでに、フーガも練習不足。
つか、結構忘れてたよ<汗
とはいえ、忘れきってなかったところが、エライというか、年の功だよな。
長い音は強めに、短い音は小さめに、って全体のバランスが悪いって。
まだ、弾くだけで必死です。やれやれ。
モシュコフスキー。
音が面倒なんじゃあ!!
てことで、ちんたらとしか弾けなくて…。
とはいえ、スクリャービンのエチュードに比べたら簡単だと思うのだが、某社のレベル表だとこっちの方がめっちゃ難しい扱いなんだよね。
解せん。
にしても、ペダルいれてないと弾きにくいって明確にあるもんだな。
スクリャービン。
焔が終わったので、も、来年は脱スクリャービンって思ってたんだけど、春秋社の楽譜がコンプリートされた記念に(ww)弾くことにしました。
一応、生徒の発表会の時の講師演奏用。
でも、これにするか、別のにするか未定。
しかし、簡単なようでちょいちょい左右が交錯するので面倒。やっぱりスクリャービンはスクリャービンってことですな。
で、来年の曲なんだが…。
どうやら、来年の生徒の発表会は早くなるらしい。
ってことは、講師演奏してから師匠のところの発表会まで結構時間があるってこと。ついでに某コンクールの予選にも時間があるってことだ。
長年やってるけど、生徒の発表会がこんな早い時期になったことはない。
ってことは、これは千載一遇のチャンスなんじゃないかと、つい思ってしまった。
なんで、師匠に「某コンクールに出てみようと思うので、それをふまえて曲を選びたいんですけど」って一応事前にメールしておいたのだった。
家で、つらつら楽譜見てて、シューマンのソナタ2番の一楽章か、プロコフィエフのソナタの1番ぐらいがいいかなって思ってたら、師匠からの返信では「それでもいいけど、シューマンの4楽章か、プロコフィエフの3番もいいですよ」って来てた。
で、レッスンのあと師匠とあーでもないこーでもないと相談していたのだった。
話してて思った。私、シューマンはソナタの2番の1楽章だけが好きなのだ。本当に、いったいなに??って思うぐらい<だけ>だった。
ま、それはおいておいても「コンクールだと現代曲のほうが有利」って師匠がおっしゃるので、自然にプロコフィエフに。
師匠は、3番押しみたいだったんだけど…。
「私、案外ロマンチストなんですよ」って言ったら、やっぱり苦笑いして1番になりました。
ってことで、来年の曲決定です。
以前弾いたことがあるので、日記調べてみたら(こういう時ネットの日記はめっちゃ便利)13年前でした。
どうりで、忘れきってるはずだ。
にしても、楽譜のすみっこがやぶれずに割ときれいな状態だってことは、たいして練習してなかったんだろう。なんで、再トライするにはちょうどよかったかも。
ともあれ、シルバーウィークの前に曲が決められてよかったです。
うん。